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ユネスコ世界記憶遺産の登録手続き見直しへ! [ニュース(国際)]

先日、中国が申請していた「南京大虐殺の文書」が10月に登録されました。

それをめぐって、日本国内ではユネスコに対して、批判的な意見も出ていましたよね。

理由としては、南京での非人道的な行いは完全に否定できないものの、
中国が主張している30万人における大虐殺があったかどうかは、明確な根拠がないから。

そんな曖昧な根拠によって、世界記憶遺産として世界中に認知されることに、
まあ日本人としては、あまりいい気がしないというわけです。

日本政府もこの決定に、すぐさま遺憾の意を表明し、ユネスコに支払っている分担金を減らすことを示唆していました。

実はこのユネスコへの分担金、結構曲者のにおいが・・・
発表されている時点で、日本がユネスコに支払っている分担金は全体のおおよそ20%ほど。

1位はアメリカで22%となっていますが、
実はアメリカ、分担金を未払いのままなんです。

理由は、パレスチナがユネスコに加盟したから。
イスラエルと仲良しのアメリカは、一緒にユネスコへの分担金の支払いを凍結しています。
政治的な理由で払わないっていうのは、前例があるということですね。

そんな中、馳文科大臣とユネスコの事務局長さんが面会をしました。
会談の中で、日本側は「登録手続きについて透明性、中立性、公平、公開のある制度にしていくべきだ」とユネスコ側に求めました。

それに対し、ユネスコの事務局長さんは「登録手続きには、透明性が欠如している。制度の改善に向けて事務局内で検討を始めている」と語ったそうです。

個人的な思いですが、世界遺産というのは、人類共通の価値観の中で選ばれないといけないものだと
思います。富士山は世界中の誰が見てもきっときれいだし、ピラミッドもきっとみんなこれはすごいってなるものだと思います。

そういうものが、その時々の経済的、政治的な配慮などで、簡単に結論が変わったりしてはいけないのではないでしょうか?

もちろんありもしなかったことを、歴史の1ページとして残すということもあってはいけないと思います。

後世の人類から笑われないような選定を今後もお願いしたいと思います。



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