ロシア、エジプト便を全線中止へ!! [ニュース(国際)]
出典saigaijyouhou.com
10月31日エジプト東部シナイ半島でロシアの旅客機が墜落した事件で、
ロシアのプーチン大統領はロシアとエジプトを結ぶすべての旅客便を当面の間、
全線中止にする考えを表明しました。
事故直後、アメリカ・イギリスの両首相が機内に爆発物が仕掛けられたテロの可能性を、指摘していましたが、当初テロ説に否定的だったロシアも慎重にならざるを得ない状況になっているようです。
ロシアのペスコフ大統領報道官は「墜落がテロだったと考えているわけではない」と説明したものの、
テロの可能性が否定できなくなったことは明らかなようですね。
なお今回の運行中止はロシア機墜落の原因が解明されるまでということですが、
テロだった場合は、かなり長期化する可能性もありますね。
今回のテロ事件ですが、犯行声明がでています。シナイ半島で勢力を広げる過激派組織「イスラム国」(IS)系武装組織は31日、
「ロシア機を撃ち落とした」とする犯行声明をインターネット上に発表しました。
これは、これまでのISの犯行声明と同じ書式を採っており、
「イスラムの地上にも空にも、ロシア人の安住の場所はない」などとしています。
先月の24にもピラミッドの近くで爆弾が爆発し、その際にもISによる犯行声明がでていますし、
一時弱まったとさせるISの勢力も、ここにきて存在感をましてきているようです。
日本人の人質事件をピークに国内ではISについて報道の扱いが小さくなっていますが、
まだまだ注意をしていかなくてはいけない問題。
難民問題も含めて、遠い異国のことではありません。
日本として何ができるか、考えていかないといけませんね。
スポンサーリンク
コメント 0